こんにちは、北海道でイカの塩辛の美味さに気付かされてからというもの、連日の晩御飯はイカの塩辛を食している一度ハマると地獄のFUNNELの黒田です

ちなみに僕は保永昇男のキチンシンクが好きです
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引き続きゴルフ5(1KBLX)の修理です
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オイル漏れはオイルフィルターブラケットの交換で完治しましたので、今度はATの変速ショックの修理です

初期型のゴルフ5はATの変速ショックもオイル漏れと同様に有名な故障です

変速ショックを無くす為にはバルブボディの交換が必要です

バルブボディはリビルト品を使用しますので、比較的安価に修理が可能です
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バルブボディの交換はATFのオイルパンを外して行います
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予めATFのドレンからATFを抜きますが、ドレンから全てのATFが抜けるわけではないので注意が必要です

オイルパンには結構な量のATFが残ったままなので、水平を保ったままゆっくりとオイルパンを外します



オイルパンを外せば具(バルブボディ)が丸見えです
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僕の自慢のパーマにも容赦なくATFが降り注ぎました



バルブボディを外しました
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バルブボディを始め、AT内部は非常にデリケートなので異物が混入しないように慎重に作業を行います



バルブボディを留めているボルトは場所によって長さが異なるので要注意です
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また、ボルトは再利用不可なので必ず新しいボルトを使って規定トルクで締め付けます



取り外したオイルパンにはスラッジが溜まっています
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ATFとスラッジを綺麗にしてから新しいパッキンを付けて規定トルクで締め付けます
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夢中に作業を行ったのでこの先の画像はありませんが、バルブボディとオイルパンを組み付けたらドレンを空けたままATFを赤いロックキャップが目印の注入口から入れます

ATFを入れる際には温度管理が必要です

診断機で温度が見れない場合は抜いたATFの量と全く同じ量のATFを注げば大丈夫なんだと思います

ちなみにATFの規定量はドレンから溢れ出てくるまでです

規定量のATFが入ったら、各シフトに数十秒ずつの時間をかけてシフトチェンジを行います

以上の作業が終了したら実際に走行してみて変速ショックが直っているかチェックです

バルブボディは決して安価ではありませんが、不快な変速ショックに悩まされていらっしゃる方はお気軽にご相談下さい

ふぅ、神経の使う作業だったわい

それでは僕の好きなレイジングスタッフでサヨナラです
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